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記事一覧

続いている理由

ひたすら他人を変えようと頑張り続け、ああ、他人は変えられないんだとあきらめたことが、「自分がやる」きっかけに、私の場合は、なりましたが、以来それを続けるということに関してはどうなのか。なぜ10年以上、続いているのか? 考えてみたいと思います。 まず、"継続しないということ" を、考えてみます。何かをやめるときというのは、飽きた、つまらなくなった、そもそも辛いことだった、他にやりたいことができた、思っ...

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パラサイト〜半地下の家族

見ました。面白い映画でした。もう、ご覧になられているでしょうか。http://www.parasite-mv.jp/作品はコメディー・スリラーという分野に位置付けられているようです。この映画には、滑稽さ、恐怖、愛情、切なさなどの感情、親子関係、雇用・被雇用、支配・被支配といった関係性とその逆転など、様々な側面が盛り込まれていて、後から場面ごとにいろいろ考えたくなります。この映画の根本にあるのは、貧しい者と裕福な者であり、資...

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そこから、離れよう

「他人から認められたい」というパターンは、非常に不仲だった両親に、自分のことを一向に見てもらえなかったことから生まれたものです。「わたし、ここにいるのに!」と私のインナーチャイルドは泣き叫んでいます。ここにいるのに、同じ部屋にいるのに、こっちを見てくれない。お互いのパターンの応酬に明け暮れ、怒鳴り合い、殴り合い、子供のことなど全く眼中にない。無視。子供としては、恐怖・不安がつのり、気持ちは落ち着き...

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B = f(p,e)

これは、クルト・レビンの関数というそうです。behavior (B) is a function of the person (p) and their environment (e).行動は、その人とその人を取り巻く環境との相関関係である。この関数は、「P」 と 「E」 にいろいろなものを当てはめることができる特徴があるようです。例えば・・・  P=自分    E=他人、家族、職場、居住地域、教室、趣味サークル 等々  P=企業    E=市場     P=地域    E=行...

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何が自分をここまで生かしてきたのか

インナーチャイルドと向き合う中で、幼い頃の数々の苦しい体験を改めて感じ、傷ついていたり、フリーズして固まったままだったりしている彼らと日々再会しています。そんな中、ふと思ったことがあります。インナーチャイルドである彼らが過去にリアルに存在していて、今の自分というものがここにいるわけですが、一体、あの頃から今まで、どうやって来られたのだろう?・・って。何が自分をここまで生かしてきたのか、何が自分をこ...

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きっかけ

「自分がやる」ということについて、自分はどうだったのか? 振り返ってみて、思わず笑ってしまいました。以前の私は、色々なイベントやセミナーに参加するなどして、知識を得ているだけでした。しかも、「変わるべきなのは他人だ」と思っていたので、自分が・・と言っても、「どうしたら自分が他人を変えられるか」しか考えていなかったんです。そういう自分のパターン(「他人は態度を改めるべき」)が、イベントに参加し、本を...

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黒い部屋がそこにある限り

黒の部屋の隣には白の部屋があるという事実、重く暗く狭苦しい部屋の隣には広い明るい部屋があるという事実、このことをどう捉えるか。胸の中がどんよりと苦しい時、パターンを見て、「語りかけのワーク」をやって、「白黒ワーク」をやって、「黒いパターンの部屋」から「白いパターンの部屋」へと選びかえると、とても気持ちが軽くなります。白いパターンの部屋は、広がりや軽やかさや明るさがあるので、「私」としては、当然そち...

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自分がやらないとしょうがない

私自身は、自分自身がやる、やってみる、ということが大事!と思っていますが、一般的にはそうでもないのかな・・・ということもあります。このことで、先日、母から面白いエピソードを聞きました。母は、掃除・片付けが大好きで、趣味が高じて整理収納などのアドバイザーの資格も持っています。あるお宅で片付けのアドバイスをしたことから、口コミでお声がかかるようになって、あちこちで整理収納の助言をしています。「ああ、も...

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自分がやるかどうか。

自己探求は「自分自身がやるかどうか」がポイントだと思います。自分がやっただけ(量より質ですが)、より生きやすくなっていきます。やっただけ力がついていく(良い方向へと変わっていく)のは、自己探求する前と今を比べれば一目瞭然です。自分の中、特に頭の中は、本当に変わりました。延々と頭の中がおしゃべりをして、ず~っと考えてぐるぐるしていたあの頃が懐かしい(戻る気はないですが)。現在はそういうことが、ほぼ、...

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肝臓

いつものメンテナンスで、鍼灸院で施術をしていただきました。これからの季節、注意する臓器が、腎臓 → 肝臓 へと春にかけて移り変わっていくのだそうで、肝臓というのは「気」を司ることから、気持ちの浮き沈みが起きやすかったり、感情が出やすかったりするらしく、なんとな〜く思い当たるような気がします。  また、肝臓は、物言わぬ臓器と言われているそうで、それは何だかそのまま感情を抱え込んで沈黙しているようなイメー...

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パターンの怖さ

7〜8年前、私がカウンセラーになりたての頃、自分の感情と向き合うことの大切さや "心のからくり" を簡単にお伝えした方がいます。そしてついこの間、相変わらず、その方が自分の感情と向き合っていない様子が見受けられ、私はそのことに衝撃を受けました。この間(かん)、自分と向き合い、自分の感情を大切にしてこられたら、どれほどその方は変わったでしょう? 今でも「感情と向き合うのが苦手で〜」と言っている姿を見て私は...

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私たちは、社会によって生かされているのではない

『この世の歩き方』(サアラ・著)という本を読みました。この本は、独学で自己探求をされている方に教えていただきました。著者自身のかなり特殊な体験に基づいて書かれている本ではありますが、変な違和感も特になく読むことができました。ただ、実践の部分(具体的に何をするのか)になるとやはり、いまひとつな部分は否めず、これはもう、しょうがないのだと思います。最後の方に、こういう一文があります。「私たちは、社会に...

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気持ちいい朝

昨日は雨、みぞれ、雪・・と大変に寒々しい一日でしたが、今朝の東京はすごく気持ちの良い天気です。このところケアしているパターンへの語りかけをし、お掃除、洗濯、お買い物をして、今に至っています。シャキッとした空気を楽しんでいます。写真は先日、皇居のお堀端を歩いていた時のもの。白鳥が真っ直ぐ向かってきました。(きっと餌が欲しかったのだと思う)途中、羽を大きく広げていました。その羽の真っ白なこと! お見事...

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鉛筆を削る

私は、鉛筆を削ることが大好きです。もしかすると、私が最も好きな瞑想形態かもしれないです。最近、あまり出番がない "鉛筆" ですが、削るときは必ずカッターです。鉛筆削り(ハンドルをぐるぐる回す)は使いません。これは子供の頃からです。(子供の頃はボンナイフを使ってました。)この間、丸くなった鉛筆が鉛筆削りにかけられてしまう前に、カッターで削らせてもらいました!鉛筆を手に握り、先のほうに集中してカッターを滑...

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自分自身をよりどころに

「理想のお母さんに愛されたい」とずっと思ってきたパターンは、なぜ、そうしてきたかというと、そうであったら、安心していられるから、安心して生きられるから、自分のすべてが肯定されていると感じられて安心できるから、というようにとにかく「安心」を求めています。でも、そうではなかったから、パターンとしては、ずっと焦燥感にかられ、不安で落ち着かない状態でいたワケです。このパターンが無意識にとり続けてきた行動は...

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不行使

不幸の三原則、3つ目は「不行使」です。一昨日と昨日の日記で1つ目、2つ目を書きました。意識して、理解したら、もう「本当の私」を積極的に使っていくしかないでしょう!と思います。意識でも理解でも「本当の私」は使っているので、ここでは実践的にさらに使うことを指します。また、「本当の私」を不行使している状態というのは、無意識・無理解でいる状態であるとも言えます。使えば使うほど育っていく「本当の私」。パター...

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無理解

パターンに気付いて、「そうだよね・・・」と「語りかけのワーク」をやっていくと、それまでパターンは誰にも理解されることのないまま、そこにポツンと一人で居続け、どうしようもなくてパターン一人で頑張って何十年も生きてきたことを実感します。また、パターンが「やっとわかってもらえた」と安心しているのも伝わってきます。そして、「本当の私」が、「あなた一人に頑張らせてしまって、背負わせてしまって本当にごめんなさ...

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無意識

私が自己探求を学んでいる「魂の道場」の宿題で、「不幸の三原則を考える」というものがあり、今、色々考えてみています。自分自身の "不幸" を思い出したりして、原則を探ってみています。そこで自問したのは、今の自分は何を「不幸」だと思っているのか?です。そうしてみると自己探求をする前と後とでは、雲泥の差があることに気がつきます。自己探求前は「どれだけ一生懸命やっても認めてもらえない自分」「理想のお母さんに恵...

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サバイバル・モード

パターンと向き合っていると時々「ああ、こうやって決めつけないと、気持ちの上で自分は生きられなかったんだなー、パターンって一種のサバイバル・モード(生き残る術)なんだなー」と思うことがあります。そうしないとパターンがもっと傷ついちゃうから、もっと嫌な思いをするから。サバイブ(survive)は sur-viveで "sur" という接頭語には "超える、上回る" といった意味があり、"vive" は "vivere"(生きる)ということで「...

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アリな話、ナシな話

ニュースなどを見ていると、魂的にはナシだけど社会的にはアリな話、社会的にはナシだけど魂的にはアリな話、魂的にも社会的にもナシな話、社会的にも魂的にもアリな話・・・など色々あるなぁ、と思います。いわゆる "大物" による出来事は「魂的にはナシだけど、社会的にはアリな話」が多いように思います。魂的にナシというのは、実は自分の良心を咎めているのではないか?というようなことや、自分が死ぬときにそれを突きつけら...

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世の中から取り残される心地よさ

先日、知人から紹介された珈琲店に入ってみました。普段、よく出かける界隈なのに、そこにお店があることには全く気がついていませんでした。世の中から取り残されたような、やや奥まった入口の扉を押すと、ウディ・アレンの映画で流れているようなジャズがかかっています。カウンターとテーブル席とあり、私はテーブル席に座りました。かなり年季が入ってくたくたに凹んだ椅子に腰掛けると、狭い間口から見える外の通りには忙しな...

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呼吸

昨日は機会あるごとに、ほぼ一日中「もう、他人に自分を満たしてもらおうとしなくていい(のかもしれない)。」という白パターンを選び続けて、そうして、これは「自分の思い通り」を望むことから離れるということだと思い至り、そこから何度か「もう自分の思い通りを望まなくてもいい・・・「私」はそれを必要とはしていないから・・・」という白パターンも胸に抱いてみたりしていました。そして、これらの白パターンを選び続ける...

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お母さんから愛されたという記憶があったなら

自分に、お母さん(パターンが求める "理想のお母さん")から愛されたという記憶があったなら自分はここまで「人に認められたい」というパターンは抱かなかっただろう。自分はここまで他人の心の中に自分の居場所を求めなかっただろう。自分はここまで真面目に、きちんと、一生懸命に生きてはこなかっただろう。自分はここまで頑張ることもなかっただろう。全ては自分が肯定されている、認められていると感じられる、たったそれだけ...

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もう、他人に自分を満たしてもらおうとしなくていいのかもしれない。

年始の日常生活のスタートと共に、さっそく「あんな言われ方されたくなかった」というパターンが動きました。真逆のパターンとしては「どんな言われ方をされてもいい」というものが思い浮かびますが、これは選ぶことができず、「もう、他人に自分を満たしてもらおうとしなくていいのかもしれない。」や「もう、そういう風に他人を利用するのをやめよう。」という白パターンがしっくりきて、活用しています。このことから「あんな言...

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大きなパターン、小さなパターン

パターンというのは、思い込みとかエゴとか、信念・決めつけといったもので、誰の心の中にもた〜くさん住んでいます。そんなパターンたちにも、大きなものや小さなものがあって、大きくても小さくても、私たちそれぞれの「本当の私」が彼らをお守りしてあげています。大きなパターン、小さなパターンってどのようにしてそう思うのかというと、小さなパターンは軽く引っかかるようなもので、割と明るみに出ていて、すぐそこにいるよ...

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日常のスタート!

さぁ、2020年の日常が始まります!冬休みの間は、たっぷりの時間をパターンと共に過ごし、"ひとり合宿" のような、「本当の私」とパターンたちにとって、非常に恵まれた状態でしたので、日常は日常でまたメリハリをきかせて自己探求に勤しみます。自己探求は、日常において様々を体験し、実践してこそ。今、自分の心の中で何が起きているのか、つまびらかに観察しながら、何かに引っ掛かったら、パターンを見て、ワークを通し...

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初びっくり

実家へ行こうと、いつもの電車(都電)に乗るために停留所へ行くと、ベンチに女性が座っていました。ふと、お顔を見ると・・・どこかで見た・・・あれ??マンションの管理人さんです!(笑)仕事を終えて帰るところだったようです。「どちらまでー??」と尋ねると、何と、実家の最寄りの停留所ではありませんか。もーびっくり!!お花を育てるのが好き、ワンチャンを飼っていて子犬の時はこんなに小さかったのが、あっという間に...

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パターンが泣く時

もう4日ですか!この年末年始は、大きなパターンとインナーチャイルドと共に過ごしているかなり濃密な時間で、毎日、語りかけやワークをしながら、泣かなかった日がないです。 ・・・と言っても、メソメソしてるわけじゃないですよ(笑)パターンが泣く時って意外とさっぱりしてて、わーっと泣いてパッと止むみたいなところがあります。ひきづらない。これは自己探求をしていくと、思考のループ(あれこれと何日も考え続ける)が...

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ベートーベン

元日の夜は、毎年楽しみにしているニューイヤーコンサートを鑑賞しました。今回は世界90カ国以上で放送され、世界中の人たち4000万人が見たそうです。私はニューイヤーコンサートのこのコンセプトが好きで、美しい音楽に世界中の人たちが同時に耳を傾け心を動かし、感動し、笑顔でいることに地球は喜んでいるのではないだろうか・・・と思うのです。今年はより一層、軽快で、明るい印象でした。いつもよりも指揮者が若いから...

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初笑い

元旦は実家で両親と共に穏やかなお正月を迎えました。こうして元気に共に過ごせることは幸せです。年末、父から新しい手帳を頼まれ、私はインターネットでこれまで父が使っていたものと同じ手帳を見つけ購入し、それを渡すことができました。その手帳は1000円でした。父としては700円くらいだと思っていたらしく、1000円を渡して「お釣りはお年玉」と言いたかったそうで、それがかなわなかったことが不満気でした(笑)...

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プロフィール

マーガレット

Author:マーガレット
「マーガレットの日記」にようこそおいでくださりました。
私は、日々の出来事を通して、自分と向き合い、魂の探求をしています。
「自生塾」という学び舎をつくって、そこでカウンセリングも行っています。
このブログはそんな私自身の "観察日記" です。よろしければお読みください。
毎日更新しています。 

自生塾のHP
http://jiseijuku.com/

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