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記事一覧

心も同じ・・・

お世話になっている鍼灸院での話。右手の親指が少し痺れていたので、そのことを先生に伝えると、それは頸椎第6番から来ている、とのこと。そういう時に、指に湿布をして来院される方がいらっしゃる・・・とのエピソードに私は吹き出しました。そして <痛みの原因は、実はそこではない> という点で、心も同じだなと思いました。一般的に、人は傷ついた時に「あの人にひどいこと言われて、傷つけられた。」と思いがち。でも、実際...

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こういうときに、どうするか。

先日、ある会で、ひとりの方がちょっとした困りごとを口にしているのを聞いて、それは大変だな、心配だな…と思い、何か良い策はないものだろうか?と思案し、私はあるアイディアを思いつきました。しかし、、、実のところ、私のパターンとしてはその人のことが大嫌い。ただ、お困りごとについては心配でした。そういう状態のなか、どうしようかな?と私は考えました。それで今は、思いついたことは伝えずにおこうと決めました。私...

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粛々と

私の先生(魂の道場)の日記に、「・・・語りかけは黒パターンを排除したり、変容させたり、手放すことではない・・・」とあるのを読み、はたと思いました。「もう、いい」「もう、自分から手放そう」と思っていたのは、「私はもう、これを抱えきれない。。。疲れた。」という黒パターンなんだなぁ、と。私が選び変えた新たなパターンは、「もう、自分が上でなくていい、一番でなくていい、中心でなくていい」というものです。動機...

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もう、いい

ここのところ「自分は上だ」というパターンへの語りかけをやっていました。そして昨晩、眠りにつく時、どこからともなく「もう、いい・・・」と思って、涙が出てきました。「自分は上だ」というパターンの鉛のような重みが、つくづく嫌になったのです。なんか、、、もう、、いい。私はもう、これを抱えきれない。。。疲れた。ものすごく強力なこのパターンにしがみついているようなところもあります。ほんとに小さな突起なのですが...

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回路

「どんな感じがするのか」わからなさ過ぎて、あれほど言い表せなかったのに、今では容易に、悔しいとか、傷ついたとか、ぽんぽんと何の苦もなく、口にできるようになりました(笑)繰り返し繰り返し、先生に問われ、練習を重ねたことで、心と脳との間に回路ができたようです。あと、心と脳との間にできた回路づくりにとても役立ったと思われるのは、「語りかけ」のワークです。語りかけは、パターンの声に耳を傾けて作っていきます...

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思考的な収まりの良さ

脳にとっては「~だから~だ」というロジックは心地よいです(たぶん)。一方で心は色々な事を感じているのだけれども、論理的ではありません。感じる事が苦手な大人、感情がわからない大人は、けっこういます。(自分もそうでした。)それはなぜなのだろうか?と考えたとき思い浮かんだのは、論理的でない感情は脳の機能に収まりにくいのではないかという仮説です。年齢を重ねるにつれ、脳が「論理的な納得」という思考的な収まり...

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だからなんです

私たちはふだん、傷ついたり、悲しかったり、あるいは、嬉しかったり、そういった何かしらの感情が生まれる出来事があると、とりあえず思考で「それはこういうことなんだ」とその出来事を頭で理解しようとしているように思います。それは自動的に行っているように思います。例えば何かがスムーズにいかずイライラすれば「ああ、ついていない」と思考し、あるいはその逆の時は「ラッキー!」と思考し、快・不快問わず、自らの感情を...

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パターンの世界

今日の東京はお昼過ぎから晴れてきたので、お散歩をしながら最近起きたことについて語りかけをしました。他人の何気ない言動(単なる言葉)に「無価値だと思われた、見下された、馬鹿にされた」と私の中にある「自分は上だ」というパターンは解釈します。そうなるとパターンからは、屈辱、悔しさ、憤り、怒りが自動的に噴出して、そのままパターンによる言動で、相手に叩き付けるようにピシャッ!と言い返します。パターンに他人の...

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人の話が聞けているのかどうか

自己探求を通じて、自分の感情や感覚を観察し、パターンを見つけてケアし、、、とやっていくうちに、これまで人の話を聞いていたつもりが、まったく聞けていなかったんだ、、ということに気づきます。何が起きているのかというと、人の話を聞いている時に、自分自身のパターンが騒ぎ出し、人の話にひっかかっているのです。一般的には、ほとんどの人が、引っかかった状態でアドバイスをしたり、分析したり、ジャッジしたり、してい...

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キャンバス

ここ数日の間に、突然、冬が到来しました。東京、寒いです!!自然のキャンバス。自然は超絶。何もしなくても、ただそれだけで、美しい。...

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お互いに・・・

この間、カフェの隣席で、60代後半と思われる女性が二人、おしゃべりをしていました。一人のひとはご主人への、もう一人はお嫁さんへの不満をお話しされてました。・・・私はこう思うのよ。だけど、そんなことしなくていい、とかなんとか言われて・・・。それでも、私はこうだと思うの。だって、そういうものじゃない?・・・会話から、ジェネレーションギャップとか、生きてきた背景の違いとか、が感じられます。きっとこの手の不...

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麦畑と太陽と雲

東京都美術館『ゴッホ展』に行ってきました。http://www.tobikan.jp/exhibition/2017_goghandjapan.html白地に茶色の絵の具だけで描かれたスケッチ(習作かも)が印象に残りました。ちょっと版画のような感じもあります。麦畑と太陽と雲というタイトルのようです。作品として完成されているわけではないのですが太陽の光線と太陽を取り巻く暗い雲が陰陽の対をなしていてダイナミックです。力強さを感じます。ゴッホは太陽をこう捉...

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現実を認識できないとき

電車で、二人の男性(27、8歳?)が言いがかりをつけあっています。とても険悪な雰囲気で「・・・降りろ・・・」とか聞こえてきます。最近よく耳にする "お客様同士のトラブル" かと思います、目の当たりにしたのは初めてです。駅に電車が停まり、二人が降ります。ところが、電車の扉にギリギリの場所でにらみ合っているものですから、扉が締まらず、電車は動きません。しかし私自身は、電車が動かないことよりも、ケ...

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のんびりモード

パターンを見過ごしそうになるのは「慣れ」からだと思います。心身にそれほどインパクトがないパターンの場合は特に、パターンのことを軽く見てしまっているフシもあります。あまりパターンが騒がないときに、その声を拾うのはけっこう難しいです。が、この間の日記に書いたように、おとなしめのパターンであっても意外と饒舌。そこは救いです。ここでしっかり見ておかないと選び変えもしにくいので、頑張りどころ、集中のしどころ...

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超絶

三井記念美術館に「驚異の超絶技巧!」を観に行きました。http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/信じられない作品の数々!動物や植物が、木材や象牙、鉄、アルミ、石などで再現されています。色々書けば野暮になるので、書きません。筆舌に尽くしがたいとは正にこの事。とにかく凄いです。その後でたまたま、インターメディアテクに立ち寄りました。ここには動物の剥製などがあります。つまり先ほど三井記念美術館で見たさまざ...

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内感

気功教室で「自分の内側を見る」というお話をいただきました。両方の眼で何か対象物を見ている、というよりは、内側に感覚を向けている、感じる、ということだと私は理解しました。私が日々取り組んでいる自己観察は正にそうなので、そちらに理解が引っ張られている可能性もありますが。腕やひざ、腰、首などを曲げた時に、緩むのを感じる。伸ばした時に、伸びるのを感じる。緩むんだなー、伸びるんだなー、と意識する。重心も右足...

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パターンを見過ごしてしまいそうに、、、

このところ、パターンの動きが小さく、見過ごしてしまいそうになります。パターンがすごく騒ぐと、俄然向き合うのですが、あまり心身へのダメージが大きくないと、スルーしたり、そのまま放っておいたり・・・そんななか、スルーしそうになったパターンは「人の過ちを責め立てるべきではない」というもの。深くは「わかってほしい」というパターンのように思います。何があったのかというと、、、自分の手掛けたものにミスがあり、...

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<若く見られるのは良いことだ>というパターン

私はよく、年齢よりも若く見られます。いつも実年齢(47歳です)を言うと驚かれるので「自分は若く見られる」と思っています。つい最近も、そういうことがありました。そのとき、自分の中を見ると "嬉しさ" や (まだ若く見えるという)"安心感" があります。で、思ったんです。これがもし、(年齢を言って)「ああ、なるほどねー」とか「え?もっと上かと思ってましたー」とかいうリアクションだったら自分...

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<新しいものは良い>という価値観

昨日の話が表だとしたら今日の話は裏側になるでしょうか。モノを大事にしない世の中になりつつあると感じたのは、パソコンが壊れたときです。ある日、それまで使っていたパソコンの画面がまっくらになったので、お店に持っていったら「型が古いので修理はできない。買い替えるしかない」とあっさり言われ、すごく寂しい気持ちになったのを覚えています。何それ。それじゃあ、あなたは何のジニアス(天才)なの?「買い替えて下さい...

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モノを大事にできること

しばらく前に、お直しをお願いしたジーンズが仕上がったので受け取りにいきました。振り返ってみればもう10年以上(!!)はいていて、あちこちほつれていたので、思い切ってお願いしました。ジーンズのタグに、店員さんも驚いていました。というのも、タグのデザインは年々変わっていて、今のを見せて頂いたのですが、味気ない!私のジーンズについているタグはとても味があって、店員さんのリアクションの大きさでは、博物館級...

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秋のバラ

近所のお寺。たくさんの植木があって、季節によっていろいろな花を楽しませてくれます。階段部分には何鉢ものバラが置いてあります。花の時期が終わりかけているので、ややさみしいですが、一つひとつはとてもいい香りを漂わせています。わたしはバラが秋にも咲くことを数年前まで知りませんでした。バラは5月、と思い込んでいたのです。面白いもので、その私にとっては、11月のバラの花は存在していません。10〜11月...

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世の中のコミュニケーションで起きていること

世の中一般的に、殆どの人が自分にパターンがあるということを知らずに生きています。自分も、そうでした。パターンによる言動は無意識で反射的です。それゆえ、誰かのパターンによる言動が、自分のパターンにひっかかってそのまま言動を行い、それが、他の人のパターンにひっかかってそのパターンによる言動を行い、、、というような応酬、連鎖反応が起きていることはしばしばです。さらにそこに、分析とジャッジが入り込んできま...

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「どこに行っても嫌な人はいる」はなぜか?

このあいだ入ったカフェで会社員と思われる女性二人が話をしていました。「職場に嫌いな人(たぶん上司)がいるから辞めたい」ということのようで、相手の方は「どこに行っても、嫌な人はいるよねー」と言っていました。これって本当にその通りで、なぜかというと、「嫌な人」というのは自分の中の "パターン" に「不快な形で引っかかっている人」ということだからです。そのため、そのパターンをケアしない限り、「嫌な...

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本当に必要なのは、、、

強制的な「ポジティブシンキング」による言動には、苦しさが伴います。私自身の体験を振り返ると、自己探求に取り組む前のこと。身の回りのあらゆるモノ、コト、ヒトに感謝すると良い、と本で読み、やっていたことがありました。その頃は、とにかく苦しくて悲しくて辛くてしょうがありませんでした。もう、、、すがるような思いで「感謝」をしていました。感謝さえすれば楽になれるんだ、、と思って。当時の私にとっての「楽になる...

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セルフコントロール

「どんな感じがするか」という自問は、自分の胸に手を当てて考える、ということと近いように思います。例えば、、、・なぜ、それを言おう/書こう/しようと思っているのか?・その言動の動機は何か? 何かのパターンが動機になっていないか?・何か、ひっかかっていないか? 変な感じがしていないか?といった問いかけがそこには含まれています。それは、自己観察であり、自分自身の感情、感覚、言動に意識的であるということで...

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どんな感じがするか

私はよく、「どんな感じがするか」という自分の中にあるセンサーを使っています。スーパーで生鮮食品を買うときでも、出かける先や移動中の電車の中でも、人と話している時でも、同様にこの「どんな感じがするか」のセンサーを使っています。それはたぶん胸腺のあたりにあります。喉と胸の間を使っているように思います。このスペースは雲海のような静寂と広がりがありますが、何かの事象について、不快感がわけば、そのスペースは...

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紅葉

東京はしばらく雨の週末が続いていましたが、この三連休はお日様が出て、気持ちも晴れやか、軽やか。過ごしやすく、良い気候です。春には淡いピンクの花をいっぱい咲かせる桜も、今は紅葉で、景色をカラフルにします。ベルギー人のご夫妻と、日本の暦は自然が、ヨーロッパの暦は宗教(キリスト教)がベースになっているね、という話をしました。四季、季節の移り変わりは日本にいる人々の感受性と日本の文化を圧倒的に豊かにしてい...

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銀ぶら

日本が大好きなベルギー人のご夫婦と3年ぶりに再会しました。「すみません、、」と完璧な発音でエレベーターを降りる二人は本当にかわいらしくて、いつでも自然体で、ユーモアがあってとってもチャーミング。私にとって理想のご夫婦です。彼等とは以前の仕事で知り合いました。15年くらい経つでしょうか。そんな彼らが見つけた素敵なお店でランチをして、<銀座6>を案内してもらいました。パリの「ボンマルシェ」という高級百...

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安心しているのは誰か

つい先日、良いこと・嬉しいことが起きた時、素直に嬉しいだけでなく、「ああ、これでいいんだ、このありようでいいっていうことなんだ、、、」と意味づけて、安心している自分がいました。これは、何かを拠り所にしないと生きられないと思っている、「自信がない」というパターンの思考です。「自信がない」というパターンは、常に「これでいいのかなぁ、大丈夫かなぁ」と、不安で心配な気持ちでいます。だから、何か "良い...

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十人十色

十人十色。これは、十人いれば十人の、ものの捉え方があり、考え方がある。人それぞれ異なる、ということで使われる表現かと思います。たった一つの物事、たった一つの事象、たった一つの出来事について、人はそれぞれ、異なる捉え方をして、異なる感情や感覚を抱きます。ある人はこうなのに、別の人はこう、という反応はよくあります。事象は一つなのに、です。こうしたことも、自分の中を観察し、パターンに気づく機会になります...

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プロフィール

マーガレット

Author:マーガレット
「マーガレットの日記」にようこそおいでくださりました。
私は、日々の出来事を通して、自分と向き合い、魂の探求をしています。
「自生塾」という学び舎をつくって、そこでカウンセリングも行っています。
このブログはそんな私自身の "観察日記" です。よろしければお読みください。
毎日更新しています。 

自生塾のHP
http://jiseijuku.com/

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